子どもにココアって何歳からOK?チョコとの違いやおすすめレシピも紹介

子供

寒い季節になると飲みたくなるココア。甘くてホッとする味は、大人だけでなく子どもも大好きですよね。

でも、ココアにはカフェインが入っていることは知っていますか?小さい子どもや赤ちゃんにココア飲ませても大丈夫なんでしょうか?この記事では、ココアは何歳から飲んでいいのか、気になる点やおすすめの飲み方やレシピについてご説明します。

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子どもは何歳からココアを飲める?

一般的には1歳を越えればあげても大丈夫です。実際、保育園でもココアを使っておやつを作る機会も多いです。

注意する点は、ココアは大きく分けると純ココア・調整ココアがあり、子どもにあげるなら純ココアを選びましょう。

調整ココアは砂糖や添加物など入ってるため、あげるのは控えた方がいいです。

ココアのカフェイン量はどのくらい?子どもにも影響はある?

何歳からあげてもいい?の疑問が解決しても、どのくらいあげていいのかわからないですよね。

少量と言っても人によって差が大きく違ので、カフェインの代表の飲み物として、コーヒー・ココア・お茶と比べてどのくらい違いがあるのでしょうか?

コーヒー:100gあたり約60mg

紅茶:100gあたり約30mg

お茶(緑茶系):100gあたり約20mg

純ココア:100gあたり0.2mg

こう見てみると、純ココアのカフェインは微量だとわかりますね。ミルクココアなど調整したものは、さらに少ないためほとんどカフェインは含まれていませんが、砂糖や添加物の入ってない純ココアを選びましょう。

ココアの効能には胃腸を整える効果もある。体に優しい飲み方
こんにちはよしみけです。ココアは子どもから大人まで好きな飲み物ですね。朝食のお供にココアを飲む方も多いと思いますが、ココアは美味しいだけじゃないです。栄養価が豊富で、体に優しい効果もたくさんありますので、美味しいココアを飲みながら健康になりませんか?

ココアとチョコレートの違いとは?

みなさんココアとチョコレートの違いって知ってますか?

チョコレートはよく3歳からと言われてますが、原材料はどちらもカカです。まずは、どんな風に作られているのか違いを知りましょう。

カカオ豆を焙煎↓

圧砕して細かく↓→カカオニブ

攪拌してペースト状↓→カカオマス

カカオマスにカカオバター・砂糖・粉乳などを加えたもの→チョコレート

カカオマスをさらに攪拌して、カカオバターだけを搾り出し、残ったもの→ココア

同じ原材料でも、その後なにを加えてるかで大きく変わります。

詳しくはこちらのサイトでご紹介してます。↓↓

【原料は一緒!?】意外に知らない! チョコレートとココアの違いとは? | 東京ガス ウチコト (tg-uchi.jp)

チョコレートが3歳からと言われるのは、砂糖や脂肪分が多く含まれているため、『もっともっと!』と依存性やカロリーの過剰摂取(砂糖1gで9キロカロリー)になるので、「ココアがいいならチョコレートもいいよね?」とならないようにしましょう。

チョコレートにはどのくらい砂糖が入ってる?

チョコレートに砂糖が入ってるのは知ってますが、一体どのくらい入ってるのでしょう?

ブラック・ミルク・ホワイトの3種類の違いを見てみましょう。

ブラックチョコレート

ブラックチョコレートは、よくカカオ○○%と表記されていませんか?

ブラックチョコレートは大まかに言えばカカオ60%の場合、残り40%が砂糖や添加物を表します。

200gカカオ60%の場合、120gカカオ分、残り40%の80gが砂糖など添加物となります。

ミルクチョコレート

ミルクチョコレートの割合は、カカオ分30〜38%・ミルク分20〜30%・砂糖40〜45%

メーカーによってもちろん違いますが、砂糖が1番多く含まれていることが多いです。

ホワイトチョコレート

ホワイトチョコレートはカカオマスが入っていないため、チョコレートではない!と言う方もいますが、どんな割合なんでしょうか?

カカオ分(カカオバターのみ)30%前後・ミルク分25〜30%・砂糖45%前後

チョコレート特有の香りはカカオマスから来るものなので、ホワイトチョコレートにはそれがありません。

クーベルチュールチョコレートとは?普通のチョコレートとの違い
クーベルチュールチョコレートとは、総カカオ分35%以上・カカオバター31%以上・無脂カカオ分2.5%以上と、国際規格で定められたチョコレートのことを言います。日本国内で作られたチョコレートとどう違うのか?比べてみましょう。

ココアを子どもにあげるメリット

何歳になっても、甘くて美味しいココアを飲むと幸せな気持ちになりますよね。

それは、幸せホルモンと呼ばれる『セロトニン』を、ココアの香りや苦味成分であるテオブロミンが刺激し分泌を促すためです。

他にも食物繊維・鉄・カルシウムなど、子どもの成長には欠かせない栄養素が豊富に含まれています。

保育園の給食でも、鉄・カルシウムは不足がちな栄養素なので、微量でも摂れるとうれしいですね。

ココアを子どもにあげるデメリット

『子どもに必要な栄養素が入ってるなら、何歳からと言わず、小さい頃からあげてもいいのでは?』

なんて思う方もいるかもしれませんが、カフェインが含まれてることを忘れてはいけません。

カフェインの摂りすぎは、睡眠を妨げる・利尿作用が高まる・鉄、カルシウムなどの栄養素の排出を促す。

また、食物繊維も豊富なので、おなかがゆるくなることもあります。

ココアはチョコレートとは違いますが、テオブロミンの香り(チョコレートの香り)は癖になりますので、ご注意下さい。

ココアを使った子ども向けおすすめレシピ【5選】

1歳を越えればココアをあげてもいいので、飲むだけでなくおやつとしても使ってみませんか?

おやつとして使う場合も、ピュアココアを使うことを忘れないようにしましょう。

どのココアを買えばいいのか迷ったときは、こちらのサイトを参考にしてみてください。

ココアは何歳から飲める?1歳の子供におすすめ市販のココアパウダー3選 | ままとごはん (mamatogohan.com)

プレゼントにも最適♪ 赤ちゃんクッキー

ココアを使うことで、2色の生地を簡単に作ることができます。

顔のパーツを作って焼けば、赤ちゃんだけでなく、似顔絵やキャラクターなど好きなものを作れます。

https://moguna.com/recipes/60208200180

おからパウダーで作るしっとりソイブラウニー

おからを使うことで、ヘルシーなおやつに早替わり。

料理で使いきれないことも多いおから、ココアと合わせることで、濃厚ながらもヘルシーなおやつに仕上がります。

https://moguna.com/recipes/601082A1399

おうちでつくれるアイスクリーム こくうまチョコアイス

https://moguna.com/recipes/702103A2133

チョコレートだけでなく、ココアを入れることで、よりチョコレート感を楽しめます。

混ぜて合わせるだけで作れるアイスクリーム。アイスクリームメーカーがあれば、使っても良いですよ。

サクほろ♪ ココアのクッキー

クッキー生地は焼く前なら冷凍保存することも可能です。

冷凍ストックしておけば、急な来客の場合もさっと焼いて用意することができますね。

https://moguna.com/recipes/601081A2022

はちみつココアフレンチトースト

卵液につけた後、電子レンジを使うことで時短になります。

ココアを仕上げに振りかけることで、まるでお店のデザートに。

ただし、はちみつは1歳未満は食べれませんので、絶対にあげないようにしましょう。

https://moguna.com/recipes/203082A5342
はちみつは何歳からあげてもいい?1歳未満の子どもが食べてはダメな理由
こんにちはよしみけです。はちみつを乳児に食べさせてはいけないのは、ほとんどの方が知っていますが、なぜダメなのか知っていますか?なぜはちみつはダメなのか?乳児ボツリヌス症とはどんなものなのか?頭の中にあるなぜを、書き出してみました。

ココアは1歳以降なら食べてもOK!でも食べすぎには注意!

チョコレートもココアも3歳からと認識していたかもしれませんが、1歳以降になればココアをあげても大丈夫です。

ただ、何歳からあげてもいいと言うのは、あくまでも目安です。

自分の子どもにはまだ早いかな?と思えば、急いであげる必要はありません。

今回もご閲覧ありがとうございます。

よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و

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元パティシエ/現保育園調理員「よしみけ」
元パティシエ&保育園調理員【食育のプロ】

初めまして!元パティシエ/現保育園調理員の「よしみけ」です。
パティシエの経験を始め、ホテルマンや専門店のサービス、保育園調理員の経歴を持ち、スマホの普及により、情報が溢れる今、正しい情報を伝えたいという想いからブログをスタート。
赤ちゃんから大人までのごはん・デザートをテーマに、食のスペシャリストとして15年以上の現場経験をもとに生きた情報をお届けします。
【保有資格】
・調理師免許
・薬膳コーディネーター
・HRS(ホテルレストランサービス技能検定)3級
・ジュニア野菜ソムリエ
・ふぐ調理師免許

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