グラスフェッドバターとギーの違い。それぞれの特徴は?

お菓子

こんにちはよしみけです。

料理には欠かせない油ですが、皆さんどんな油を使っていますか?

f:id:yoshimike:20190212070448j:plain

サラダ油・オリーブオイル・菜種油など、様々な油がありますが、家庭でよく使われているのは、オリーブオイルでしょうか?

いろいろな油がありますが、その中でも数百円から数千円と大きな差があります。

値段以外にも加工の仕方や栄養価なども大きく違いますが、せっかく買うなら体に優しいものを選びませんか?

我が家では、以前太白ごま油を使っていましたが、最近はバターを使うようにしました。

バターについて調べると、
一般的なバター・発酵バターグラスフェッドバター・ギーなどがあったので、今回はバターの違いについてご紹介します。

目次

スポンサーリンク

一般的なバター

f:id:yoshimike:20190212070131j:plain

一般的なバターは、グレインフェッドバターと呼ばれ、とうもろこしなどの穀物や人工の餌を食べた穀物牛』です。

飽和脂肪酸を多く含むため、摂りすぎには注意です。

飽和脂肪酸は、体に溜まりやすく中性脂肪コレステロール値を上げてしまいます。

有塩と無塩バターがありますが、無塩バターは製造の過程で塩を入れていません。

原料の生乳に微量の塩が入っているため、食塩不使用と書かれています。

有塩バターは、メーカーによって塩の量が違いますが、1.5%前後の塩が入っています。

料理にバターを使うときは、有塩・無塩にあまりこだわらなくてもいいですが、お菓子作りに塩は不要な場合が多いので、無塩バターをおすすめします。

発酵バター

f:id:yoshimike:20190212070102j:plain

日本ではあまり使われていませんが、生クリームやバターに乳酸菌を添加して発酵させます。

生クリームに乳酸菌を添加して発酵させる方法、乳酸菌を直接バターに練り込んで発酵させる方法があります。

ヨーロッパでは主流のバターで、バターの芳香な香りとヨーグルトのような酸味があります。

グラスフェッドバター

f:id:yoshimike:20190212070200j:plain

自然の牧草のみを食べて育った『牧草牛』です。

それだけの違い?と思う方も多いと思いますが、一般的なバターは飽和脂肪酸が多いのに対して、グラスフェッドバター不飽和脂肪酸が多いです。

不飽和脂肪酸の特徴は、
・体に溜まりにくい
・血液をサラサラにする
中性脂肪コレステロール値を下げる

などの効果があります。

一般的なバターよりもあっさりしていますが、香りはほとんど変わりません。

バターは飽和脂肪酸が多く、体にあまり良くないと思っている方も多いと思いますが、グラスフェッドバターなら不飽和脂肪酸が多いため、健康を気にする方には特におすすめです。

ギー

f:id:yoshimike:20190212070218j:plain

ギーはインド発祥のバターオイルです。

無塩バターから、水分とタンパク質を取り除いており、不純物のない純粋な油です。

そのため、腐敗や酸化しにくいため、昔から保存食として使われていました。

ギーの特徴として、
・ビタミンAとEが多く、生活習慣病の予防になる
・中鎖脂肪酸リノール酸が多いため、太りにくい・脂肪の燃焼効果がある
・バターよりも低カロリー

などの効果があります。

バターに似ていますが、加熱することでメイラード反応が起き、香ばしい香りがするのも特徴の一つです。

ギーは食べるだけでなく、マッサージやスキンケアにもよく使われています。

グラスフェッドバターやココナッツオイルから作られたギーもあるので、より健康を意識される方はグラスフェッドバターから作られたギーを使うと良いかもしれません。

まとめ

f:id:yoshimike:20190212070240j:plain

バターと言っても、こんなにも違いがあります。

また、メーカーによって味・香り・栄養価が違うので、比べてみると面白い結果になりそうです。

簡単にまとめると、
・バターや発酵バターは、コクがあり濃厚な味を楽しめる

グラスフェッドバターやギーは、バターよりもあっさりしてるけど、健康に良い

もっと細かい話をすると、飽和脂肪酸不飽和脂肪酸リノール酸などの説明も必要にはるため、次回はその辺りの話をしてみようかと思います。

今回もご閲覧ありがとうございます。

よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و

コメント

タイトルとURLをコピーしました