こんにちはよしみけです。
料理には欠かせない油ですが、皆さんどんな油を使っていますか?
サラダ油・オリーブオイル・菜種油など、様々な油がありますが、家庭でよく使われているのは、オリーブオイルでしょうか?
いろいろな油がありますが、その中でも数百円から数千円と大きな差があります。
値段以外にも加工の仕方や栄養価なども大きく違いますが、せっかく買うなら体に優しいものを選びませんか?
我が家では、以前太白ごま油を使っていましたが、最近はバターを使うようにしました。
バターについて調べると、
一般的なバター・発酵バター・グラスフェッドバター・ギーなどがあったので、今回はバターの違いについてご紹介します。
目次
一般的なバター
一般的なバターは、グレインフェッドバターと呼ばれ、とうもろこしなどの穀物や人工の餌を食べた『穀物牛』です。
飽和脂肪酸を多く含むため、摂りすぎには注意です。
飽和脂肪酸は、体に溜まりやすく中性脂肪やコレステロール値を上げてしまいます。
有塩と無塩バターがありますが、無塩バターは製造の過程で塩を入れていません。
原料の生乳に微量の塩が入っているため、食塩不使用と書かれています。
有塩バターは、メーカーによって塩の量が違いますが、1.5%前後の塩が入っています。
料理にバターを使うときは、有塩・無塩にあまりこだわらなくてもいいですが、お菓子作りに塩は不要な場合が多いので、無塩バターをおすすめします。
発酵バター
日本ではあまり使われていませんが、生クリームやバターに乳酸菌を添加して発酵させます。
生クリームに乳酸菌を添加して発酵させる方法、乳酸菌を直接バターに練り込んで発酵させる方法があります。
ヨーロッパでは主流のバターで、バターの芳香な香りとヨーグルトのような酸味があります。
グラスフェッドバター
自然の牧草のみを食べて育った『牧草牛』です。
それだけの違い?と思う方も多いと思いますが、一般的なバターは飽和脂肪酸が多いのに対して、グラスフェッドバターは不飽和脂肪酸が多いです。
不飽和脂肪酸の特徴は、
・体に溜まりにくい
・血液をサラサラにする
・中性脂肪やコレステロール値を下げる
などの効果があります。
一般的なバターよりもあっさりしていますが、香りはほとんど変わりません。
バターは飽和脂肪酸が多く、体にあまり良くないと思っている方も多いと思いますが、グラスフェッドバターなら不飽和脂肪酸が多いため、健康を気にする方には特におすすめです。
ギー
ギーはインド発祥のバターオイルです。
無塩バターから、水分とタンパク質を取り除いており、不純物のない純粋な油です。
そのため、腐敗や酸化しにくいため、昔から保存食として使われていました。
ギーの特徴として、
・ビタミンAとEが多く、生活習慣病の予防になる
・中鎖脂肪酸やリノール酸が多いため、太りにくい・脂肪の燃焼効果がある
・バターよりも低カロリー
などの効果があります。
バターに似ていますが、加熱することでメイラード反応が起き、香ばしい香りがするのも特徴の一つです。
ギーは食べるだけでなく、マッサージやスキンケアにもよく使われています。
グラスフェッドバターやココナッツオイルから作られたギーもあるので、より健康を意識される方はグラスフェッドバターから作られたギーを使うと良いかもしれません。
まとめ
バターと言っても、こんなにも違いがあります。
また、メーカーによって味・香り・栄養価が違うので、比べてみると面白い結果になりそうです。
簡単にまとめると、
・バターや発酵バターは、コクがあり濃厚な味を楽しめる
・グラスフェッドバターやギーは、バターよりもあっさりしてるけど、健康に良い
もっと細かい話をすると、飽和脂肪酸・不飽和脂肪酸・リノール酸などの説明も必要にはるため、次回はその辺りの話をしてみようかと思います。
今回もご閲覧ありがとうございます。
よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و
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