離乳食・幼児食で使える調味料まとめ|年齢別・量の目安つきで安心

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子育ての悩みの上位に入る「子どものごはん」。大人は自分で選択することができますが、子どものごはんは大人が用意する必要があります。特に離乳食はどの調味料を、どのくらい使用していいのか、わからないまま用意している方も多いのではないでしょうか?

今回は離乳食でよく使う調味料の早見表をまとめています。今どこで悩んでいるのか、必要なページで確認してみてください。

調味料はいつから使える?年齢別早見表

離乳食で調味料を使うのは中期以降からになりますが、この段階ではだしをメインに使用し、調味料はあくまでも補助的な役割です。調味料は後期から徐々に使用し始めますが、離乳食の段階では風味付け程度に収めておきましょう。

調味料の使うタイミングを知っておくことで、子どもが素材の味を覚え、調味料に頼らなくて済みます。

調味料ごとの使い始めと注意点

砂糖はいつから?

使用開始時期:離乳食中期~後期

使用量の目安:ごく少量(ひとつまみ)

おすすめ度:★☆☆☆☆

砂糖は中毒性があるため、食べさせ過ぎると「もっと食べたい!」となってしまいます。基本的には素材の甘みを活かし、どうしても足りないと感じるときだけ微量入れましょう。

砂糖の種類によって用途も変わるので、てんさい糖と上白糖の違いについて知っておくと、バリュエーションが増えます。また、上白糖は体に悪いと言われるため、実際に安全なのか確かめておくのもおすすめです。

てんさい糖と上白糖の違いは何?2つの砂糖についてはこちらから↗

上白糖が体に悪いと言われる5つの理由ついてはこちらから↗

塩はいつから?

使用開始時期:離乳食後期(9~11ヶ月)

使用量の目安:小さじ1/4

おすすめ度:★★★☆☆

塩は素材の味を引き出すために大事な調味料ですが、使うのは少量のみです。使いすぎは塩分摂り過ぎになるなるので、気を付けましょう。

塩と一言で言っても、粗製塩と自然塩では大きな違いがあります。離乳食でも重宝されるので、塩はいつから離乳食で使ってもいいのかよく確認しましょう。

精製塩と自然塩の違いについてはこちらから↗

酢はいつから?

使用開始時期:離乳食後期~完了期

使用量の目安:小さじ1/8

おすすめ度:★★☆☆☆

子どもは甘味、塩味、うま味を好むため、酸味は慣れないと苦手な子が多いです。無理に使う必要はありませんが、味のバリュエーションや味覚の幅を広げるために使うのがおすすめです。

お酢には様々な効能があるので、子どもにも少しずつ食べさせておきましょう。

お酢は酸っぱいだけじゃない。様々な種類や効能についてはこちらから↗

醤油はいつから?

使用開始時期:離乳食後期~完了期

使用量の目安:小さじ1/8

おすすめ度:★★★☆☆

醤油はほんの数滴で風味がつくので、いろんな料理で活躍します。塩と同じように塩分が強いので、使用量には気を付けましょう。醤油は大豆・小麦・塩の3つの材料で作られているため、小麦アレルギーを持っている子どもには食べさせないようにします。

離乳食に醤油はいつから?塩分に注意につについてはこちらから↗

はちみつはいつから?

使用開始時期:1歳以上

使用量の目安:適量

おすすめ度:★★☆☆☆

はちみつは1歳未満の子どもにあげると、乳児ボツリヌス症になる可能性があるため、絶対に食べさせないようにしましょう。砂糖と違い血糖値の上昇が少なく栄養価もたかいため、1歳を過ぎたら使っても大丈夫です。

事故が起きてからは、はちみつが原料に入っているものには、「はちみつは1歳未満には食べさせない」と注意書きがかかれるようになりました。

はちみつは何歳から?赤ちゃんNGの理由についてはこちらから↗

ココアはいつから?

使用開始時期:離乳食後期(9ヶ月)

使用量の目安:耳かき1杯程度

おすすめ度:★★☆☆☆

ココアには純ココア、ミルクココアなど種類がありますが、使用する際は純ココアを使います。ミルクやフォローアップミルクに混ぜて甘みを調整していきましょう。

元々甘味の付いているミルクココアなどは、甘みが強すぎるので控えておきましょう。ココアはいつからあげていいのか?と悩む方もいるかもしれませんが、保育園のおやつでも使われることがあります。

子どもにココアは何歳からOK?栄養価やレシピについてはこちらから

離乳食のよくある質問Q&A

子どもが離乳食を食べないのは味が薄いから?

子どもの味覚は大人と違い、味の濃い薄いが食べない原因ではない可能性が高いです。機嫌が悪い、眠たい、食べたくないなど、ほかの要因によって食べないことが多いので、むやみに味付けを濃くするのはNGです。

兄弟がいるから上の子に調味料を合わせてしまう

兄弟がいると別々の味付けにするのは手間がかかります。しかし、濃い味になると元に戻るのは大変労力がかかります。離乳食の分だけ別の容器に移し、そのあとに味付けを調整すると手間が減っておすすめです。

全部の調味料を使った方がいいのか?

無理に全部使う必要はありませんが、いつも同じではなく、バリュエーションを増やすことで子どもの味覚の幅が広がります。

まとめ

調味料は離乳食の時期によって使う種類が違うので、月齢に合わせて少量ずつ使っていきましょう。

我が家は酸味が小さいころから得意だったため、よくお酢を使っていました。子どもによって好みが違うので、お子さんの様子を見て種類や量を選んでみましょう。

離乳食の調味料はいつから?早見表はこちら↗もあわせてチェックしてみてください。

今回もご閲覧ありがとうございます。

よしみけ(´▽`)

元パティシエ/現保育園調理員「よしみけ」
元パティシエ&保育園調理員【食育のプロ】

初めまして!元パティシエ/現保育園調理員の「よしみけ」です。
パティシエの経験を始め、ホテルマンや専門店のサービス、保育園調理員の経歴を持ち、スマホの普及により、情報が溢れる今、正しい情報を伝えたいという想いからブログをスタート。
赤ちゃんから大人までのごはん・デザートをテーマに、食のスペシャリストとして15年以上の現場経験をもとに生きた情報をお届けします。
【保有資格】
・調理師免許
・薬膳コーディネーター
・HRS(ホテルレストランサービス技能検定)3級
・ジュニア野菜ソムリエ
・ふぐ調理師免許

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