こんにちはよしみけです。
皆さん陰陽調和料理ってご存知ですか?
味の濃いものは美味しいですが、油や添加物が多く入っている場合が多く、生活習慣病など、体に悪影響を及ぼすことがあります。
陰陽調和料理とは、素材の味を活かした体に優しい料理です。
体が自然と喜ぶ料理を作りませんか?
目次
陰陽調和料理とは?
すべての物に陰陽があり、それぞれ性質が違います。
陰陽調和料理は、陰陽の互いに相反・引きつける性質を使って料理をします。
体を温める陽の食べ物、体を冷やす陰の食べ物を組み合わせて、体の中の陰と陽のバランスを改善します。
陰陽調和料理では、重ね煮という調理法を使って料理していきますが、名前だけ見てみると難しそうと感じる方も多いと思います。
ですが、実際にやってみれば調理法はシンプルで分かりやすいです。
丸ごと素材を食べる
陰陽料理は、素材は丸ごと食べるため、皮むき・アク取りは不要です。
皮と身の間に栄養があるため、皮ごと料理して素材の味を取り入れます。
アクも野菜の個性なので、苦みや渋みが味に深みを増して、さらに美味しくなります。
が、アクの強い里芋・山菜などはアク抜きの下処理はします。
重ね煮
重ね煮とは文字通り、素材を順番に重ねていき、鍋でコトコト煮ていく料理です。
特別な器具や素材は必要ないですが、1点注意事項があります。
それは、重ねる順番です。
はじめに、体を冷やす性質の陰性の素材を下にし、体を温める性質の陽性の素材を上に重ねます。
あとは、フタをして火にかければ、鍋の中で素材の持つ陰陽が調和され、優しい味になります。
味付けは、素材の味を生かすために、だしは使わずに塩・醤油・味噌などでシンプルな味付けにします。
油・砂糖・化学調味料を使わないため、離乳食にもぴったりです。
陰陽調和料理のおすすめの本
いきなり陰陽調和料理と言われても、疑問を浮かべる方が多いと思いますので、初めての方でも読みやすい本をご紹介します。
レシピ本は、子供だけでなく大人の方にもおすすめですので、ぜひ手に取ってみて下さい。
アトピーっ子も安心の離乳食―ママから取り分ける簡単レシピ
我が子が小さい頃にお世話になった本で、作り方が丁寧に書かれています。
難しい解説はなく、ただ食材を重ねる
シンプルな内容ですが、離乳食で悩んでる方にはピッタリです。
図解 よくわかる陰陽調和料理―健康をつくる食べ方入門 (健康双書)
図解 よくわかる陰陽調和料理―健康をつくる食べ方入門 (健康双書)
レシピというより、まず陰陽調和料理とはどんなものなのか?と理論的なことを学びたい方はこちらをどうぞ。
なぜこの順番で重ねるのか?陰陽とはなんなのか?
そういった、基本のことが書かれています。
おばあちゃんの手当て食―自然の力で癒す食の処方箋
こちらもレシピ本ですが、主に体調を崩した時に食べるお手当食についてです。
素材ごとに、どういった性質があり、どんな症状を治すのか、わかりやすく書かれています。
今でも、体調を崩した時はお世話になっている本です。
陰陽の性質
陰と陽は互いに相反する性質があると書きましたが、具体的にどんな性質なのかご説明します。
陰の性質
外に向かって広がる遠心的なエネルギーで、軽い・広がる・冷たいなどの性質を持ち、ゆるめたり冷やしたりする力が代表的です。
陽の性質
陰とは逆の性質を持ち、中心に向かって収縮する求心的なエネルギーで、重い・縮まる・熱いなどの性質を持ち、締めたり温めたりする力が代表的です。
###中庸の性質
陰と陽のどちらにも当てはまらない性質の事を中庸と言います。
どちらにも傾かないように、体のバランスを守ってくれます。
陰陽どちらが良いではなく、どちらも同じように取り入れる、バランスが大切です。
陰陽の食べ物
どんな素材にも陰陽があり、なぜその素材が陰陽なのか理由があります。
陰陽の食べ物を知ることで、体調に合わせた食事ができます。
陰性の食べ物
体をゆるめる作用があるため、夏に取れる野菜や果物・熱帯地方で取れる砂糖・コーヒー・スパイス類などがあります。
熱帯地方は暑いですから、陰性の食べ物を食べて体をゆるめ、熱を逃がし冷まします。
香辛料・ナス・トマト・きのこ類・葉物(ほうれん草など)・きゅうり・果物全般・砂糖・コーヒー・ウイスキー・アイスクリーム・化学調味料などがあります。
陽性の食べ物
体を締める作用があるため、秋から冬にかけて取れる野菜や果物、肉・魚などがあります。
冬に、さつまいもなどの根菜類が旬になるのは、冬の寒さを乗り切るために、体を温めるからです。
肉・魚・梅醤番茶・醤油・味噌・梅干し・塩などがあります。
醤油などの調味料は、安価な物だと化学調味料が入っているため、陽性の性質になりません。
肉や魚に関しても、同じ事が言えます。
中庸の食べ物
米・穀物(きび・あわ・ひえなど)・豆類・海藻などがあります。
陰陽調和料理は素材が大切
いくら素材を丸ごと食べたり、陰陽のバランスを整えても、素材が悪ければ効果は薄れます。
オーガニックの野菜
遺伝子組み換えのエサを食べず、のびのびと育てられた牛・豚・鶏
添加物を使わず、自然な作り方の調味料
こういった自然に作られた素材を使うことで、より効果が高まります。
「農薬を使った野菜や特売のお肉はダメなの?」
もちろんダメではありませんが、素材を丸ごと食べると言うことは、皮なども食べます。
農薬がたくさん付いた皮
皮には栄養がありますが、農薬は体に悪い
プラスとマイナスを足すと、マイナスになる可能性があるので、なるべくオーガニックなどの自然素材をおすすめします。
まとめ
なかなか馴染みのない陰陽調和料理ですが、作り方はシンプルで毎日の食卓でも簡単にする事が出来ます。
ぜひ日々の生活に取り入れてみて下さい。
ご閲覧ありがとうございます。
よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و
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