野菜、卵、米と次々と価格が上昇していき、毎日の買い物に頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか?「もはや野菜買うよりも肉を買った方が安い!」と感じるほど、物価高の波は止まりません。
そんな現在にこそ試したい規格外野菜の通販。本記事では、規格外野菜とはなにか?なにがおすすめなのか?家計にも環境にもやさしい選択肢として今注目中です。
規格外野菜は子育て家庭におすすめ
通常価格よりもお手頃な価格
規格外野菜は見た目が不格好だったり、サイズが不ぞろいだったりと、市場の基準から外れてしまった野菜のことを指します。品質や栄養価などは正規品と変わらないですが、出荷されることなく処分されることが多いです。
しかし、最近では食品ロス削減の取り組みや物価高の影響から注目されています。通販や定期便などを通じて販売される機会も増え、店頭に並ぶ野菜よりもお手頃な価格で購入できます。
食品ロスの問題とは?子育て家庭にもできる身近な工夫と世界の取り組み
重たい荷物も通販なら今までお届け
まとめて数日分の野菜を購入するとその分荷物が重たくなり、持ち帰るのが大変になります。特に小さい子どもがいるとなおさら持って帰るのが大変ですが、でも、通販なら自宅まで届けてくれるので、荷物を持ち運ぶ必要がなくなり、買い物の負担が減ります。
子どもの食育にもピッタリ
規格外野菜の通販では、その時期に採れた新鮮な野菜を詰め合わせて配送されることが多いです。普段の買い物だと、子どもの好きなものや食べ慣れた野菜を選んでしまいませんか?
通販にすることで、自宅に届くまでどんな野菜が届くのかワクワク感があり、届いた野菜を見て「これは何の野菜?」「どうやって食べるの?」と子どものと会話が増えます。新しい食材との出会いは、子どもの食の興味や関心を広げるきっかけになるので、食育にもつながります。
最近、規格外野菜を買い始めたんだよね。それって大丈夫?
規格外野菜と店頭に並ぶ野菜は、価格が大きく違うため、「本当に大丈夫なのか?」と疑問に思う方もいるかもしれません。最近は「今なら70%OFF」などの広告を見ると、割引率の高さでついつい疑ってしまいますよね。
そんな時は、公式ホームページやSNSで公開されている消費者のレビューやコメントを参考にしてみましょう。実際に届いた野菜の写真やコメントを見られるインスタやXなど、SNSの投稿は参考になります。実際の購入者の声は、購入ボタンを押す安心材料になります。
規格外野菜とは?知っておきたい基礎知識
見た目がいびつ・ふぞろいでも中身は普通の野菜
収穫された野菜はどんなものでも店頭に並ぶわけではなく、一定の基準をクリアすることで出荷されます。味や栄養価が同じでも、見た目が悪い、形が大きすぎる小さすぎるなどふぞろいの野菜は、規格外野菜として扱われ、店頭に並ぶことなく廃棄されることが多いです。
天候不順や物価高などの影響で野菜の値段も高騰することも多いため、少しでもお得に買いたいという理由から、今規格外野菜に注目されています。まだ食べられる野菜なのに捨てるなんてもったいないですよね。環境や農家さんへの支援のためにも、規格外野菜を手に取ってみませんか?
味や栄養価は正規品と同じ
規格外野菜は見た目が不格好だったり、大きさにバラつきがあったりするため、不安に感じて正規品の野菜を手に取る方が多いかもしれません。でも、実際は正規品と同じ畑で育てられているため、味や栄養価に関しては同じです。
食品ロス削減につながりサスティナブル
育てた野菜は基本的に出荷され店頭に並びますが、基準を満たない野菜は農家さんが廃棄する必要があります。自宅で食べたり、ご近所に配ったりもできますが、それだけでは捌ききれないため、どうしても食品ロスになります。
食品ロスは環境への負担だけでなく、農家さんの負担にもなります。通販や定期便で規格外野菜を取り扱うことで、食品ロス削減につながりサスティナブル活動に繋がります。
おすすめの規格外野菜の通販【5選】
今回規格外野菜の通販をしている5つのお店をご紹介します。それぞれに特徴があるので、気になるお店をチェックしてみてください。
ロスヘル
ロスヘルは食品ロス削減を目的とし、規格外野菜を定期配達するサービスです。味や品質がない規格外野菜を取り扱い、本来破棄される野菜を有効活用し、環境にやさしい取り組みを行なっています。
一般小売価格よりもお得に買うことができ、1回注文すれば、それ以降は月に1〜2回の頻度で自宅まで発送してくれるので、重たい荷物を運ぶ手間が省けます。
普段買わない野菜が届くこともあるので、子どもの食育にもつながり、「次は何が届くかな?」と一緒にわくわくしながら楽しみましょう。
らでぃっしゅぼーや
正規品以外に規格外野菜を詰め合わせた『ふぞろいRadish』。品質は正規品と変わらず、フードロス削減や生産者支援する取り組みです。野菜や果物以外の食材だけでなく、餃子やハンバーグなどの食品も含まれています。季節によって内容が変わるため、その時期の旬の食材を味わえます。
「ふぞろいおためしセット」(約15品)は、通常価格の60%OFF以上とお買い得感満載。市場価格高騰時でも魅力的な価格で提供し、消費者・農家の両方を支える家庭に優しいセットです。
ふぞろい食材が生まれる産地レポートや、フードロス削減のための取組みなど、暮らしに役立つヒントを紹介する「ふぞろい図書室」もおすすめです。
食べチョク
農家さんや漁師さんなど、生産者から直接新鮮な食材をお届けする『食べチョク』。生産者の顔が見えるだけでなく、市場に出回りにくい珍しい食品にも出会えます。
商品のラインナップが豊富で、普段買わない食材とも出会う機会も思いため、子どもも「今日はなにが届くかな?」と箱を開けるのが楽しみになります。 無添加・オーガニックなどの食材から規格外野菜まで、幅広く取り扱っています。
みためとあじはちがう店
日本最大市場「大田市場」の青果仲卸ある、みたあじの愛称で親しまれている規格外野菜専門店。日本では、年間500万トン以上のフードロスが発生し、その中でも事業者によるフードロスは250万トン以上の一部に規格外野菜が含まれています。
市場から直送されるため、新鮮な野菜や果物が13〜15品詰め合わせになったお買い得感満載です。スタッフがその日のおすすめを詰め合わせるため、普段買わない野菜などが入っていることもあります。面白い形や珍しい食材に出会えるチャンスなので、子どもの食育活動の一環にもなります。
タダヤサイ
食品ロス削減×農家支援×ユーザー参加を巧みに融合したサービスを展開する「タダヤサイ」。新鮮な規格外野菜を、無料(送料のみ負担)でもらえることができます。テレビや新聞などのメディアにも取り上げられ、消費者にとってのメリットだけでなく、食品ロスや農業支援にも貢献しています。
応募方法はとてもシンプルで、気になる野菜や食品にエントリーし、当選すれば自宅に届けてもらえるというものです。必ずもらえるわけはありませんが、プレゼント企画や詰め合わせ企画など、毎月チャンスがあるため、宝くじを買うような感覚で楽しめます。
種類や量はさまざまですが、比較的ボリュームが多いため、ひとり暮らしの方や、保管スペースが少ない家庭は、事前に内容を確認してからの応募がおすすめです。
規格外野菜Q&A
規格外野菜は安全ですか?
もちろん安全です。規格外というのはあくまで見た目の問題であり、栄養価や味、農薬の使用基準などは通常の野菜と同じ基準で管理されています。農家や販売者の多くは採れたての新鮮な野菜を、発送することが多いです。
規格外野菜を買うメリットは何ですか?
規格外野菜は、味や栄養価が通常の野菜と同じなのに、通常よりも価格が安い場合が多いです。また、食品ロス削減に貢献できるため環境配慮にもつながります。
子育て家庭に規格外野菜は向いていますか?
特に食費を抑えたいご家庭には特におすすめです。形が不揃いでも、煮込み料理やカット調理で見た目は気になりません。普段見ない野菜と出会う機会も増えるため、子どもの食育にもつながり食の興味の幅が広がります。
まとめ
ちょっと形がいびつ、少しのキズ、同じ野菜でも見た目が違うだけで、店頭に並ぶことなく廃棄されます。規格外野菜は栄養価も味も変わらない上、食品ロスによって社会課題に大きく貢献します。様々な食品が高騰するなか、家計にも環境にも優しいので、ぜひご利用ください。
今回もご閲覧ありがとうございます。
よしみけ(/・ω・)/
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