こんにちはよしみけです。
クリスマスが近づいてきましたが、ケーキは決まりましたか?
まだ決まってない、予約したなどあると思いますが、手作りされる方もいませんか?
ケーキ作りには、卵・小麦粉・バターなど欠かせない材料がありますが、今回はスポンジ生地の土台となる小麦粉についてご紹介します。
目次
【小麦粉と薄力粉の違い】
小麦粉を使ったお菓子はたくさんありますが、お菓子のレシピには薄力粉とよく書いています。
小麦粉と薄力粉って違うもの?っと疑問に思う方もいると思いますので、簡単にご説明します。
小麦粉とは、薄力粉・中力粉・強力粉などをまとめた総称です。
原料はすべて小麦から作られていますが、小麦の種類・タンパク質の量・グルテンの質などが違います。
– | タンパク質の含有量(%) | グルテンの質 | 粒の大きさ |
---|---|---|---|
薄力粉 | 7.0〜8.5 | 軟弱 | 細かい |
中力粉 | 8.5〜10.5 | 弱 | やや細かい |
準強力粉 | 10.5〜11.5 | やや強い | やや粗い |
強力粉 | 11.5〜13.5 | 強 | 粗い |
デュラム粉 | 11.5〜12.5 | 柔軟 | かなり粗い |
このように、同じ小麦でもそれぞれ特徴が違います。
【ケーキ作りに薄力粉を使うのはなぜ?】
小麦粉と薄力粉の違いについて分かりましたが、なぜお菓子には薄力粉を使う事が多いのでしょうか?
ケーキの生地には、柔らかい食感のスポンジ生地や、サクッとしたクッキー・タルトが使われます。
もし薄力粉以外で作ると、グルテンの量や質が多いため、グルテンの粘りが出て生地の膨らみを抑えてしまい、重たい食感になります。
薄力粉を使うと軽い食感になりやすいため、一般的にお菓子に使われる事が多く、しっかりしたコシが欲しいパンやうどんには、強力粉や中力粉を使います。
【薄力粉を使う時の注意点】
いくらグルテンの量が少ない薄力粉でも、混ぜすぎてしまうと、どんどんグルテンが形成されてしまい粘りが出ててしまいます。
そのため、薄力粉を合わせた後は手早く作業する事が大事です。
また、粒の大きさが細かいためダマになりやすいので、必ずふるいにかけておきます。
ふるう作業にはダマをなくすため以外にも、粉に空気を含ませる事で口当たりの良い仕上がりにするなどの効果もあります。
【小麦粉を米粉に変えるとどんな違いが?】
小麦アレルギーの方は、米粉に変えるのが一般的ですが、米粉を使うとどう違いが出るのでしょうか?
・小麦アレルギーの方でも食べれる
・もちっとした食感
・粉がサラサラのため、粉をふるわなくていい
・メーカーによって細かさが違うため、メーカーに合わせたレシピ変更が必要
最近では、米粉を使ったお菓子・パン・パスタなど、スーパーでもよく見かけるほど需要が増えてきました。
グルテンフリーという言葉を聞いたことあると思いますが、小麦アレルギーの方以外にも、美容や健康に気を使う方にもおすすめです。
この辺りの話は、また改めて書きたいと思います。
まとめ
年に1度のクリスマスを、盛大にお祝いする方が多いと思いますが、やはり手作りのケーキ・料理があると大いに盛り上がると思います。
今年はクリスマスケーキ作りにチャレンジしてはどうでしょうか?
今回もご閲覧ありがとうございました。
よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و
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