たまに、しっとり濃厚なチョコレートケーキを食べたくなりませんか?
ガトーショコラはどっしりした濃厚な味、スフレショコラだとフワフワの軽い味。
蒸し焼きショコラは、しっとり食感で濃厚なチョコレートの味を楽しめます。
全工程画像付きのレシピをご紹介しますので、ぜひ作ってみませんか?
目次
蒸し焼きショコラのレシピ
※チョコレート:製菓用ビターチョコレート、砂糖:素製糖を使用しています。
※作業を始める前に、材料は全て計量しておきます。
下準備
①オーブンを150度に予熱しておきます。
②型の底と側面に紙を敷いておきます。
③土台の生地のバター・蒸し焼きショコラ用のチョコレートとバターを、それぞれ湯煎にかけます。※湯煎の温度は60度前後です。沸騰したお湯ですると、チョコレートの香りが飛んでしまいます!
クラッカーの土台の作り方
①クラッカーを麺棒などで叩き、細かくしていきます。※クッキーなどでも代用可能です。
細かくするときは、袋に入れてすると片付けが簡単です。
②湯煎で溶かしたバターを①に入れます。
サラサラが少しまとまってきたら、紙を敷いた型に入れます。
上から軽く押し付けて固めて冷蔵庫に30分ほど置きます。
ショコラ生地の作り方
①卵を卵白と卵黄に分けて、それぞれのボールに入れます。卵白は冷蔵庫に入れて冷しておきましょう。
最終的には、卵黄を入れたボールで生地が完成するので、大きめのボールは卵黄に使います。
②卵黄のボールに砂糖を一度に入れて、砂糖が溶けるまでよく混ぜます。※砂糖を入れたらすぐ混ぜる!時間が経つと、ダマになります。
③②のボールに、下準備して溶かしておいたチョコレート・バターを入れて混ぜます。
※チョコレート・バターは、温度が低いと固まるため、50〜60度をキープしましょう。
ちなみに、チョコレート生地を入れ終わった後のボールは↓の写真です。
ゴムベラをうまく使えば、きれいに取れますので、ゴムベラに慣れていってボールに残る生地の量を減らしていきましょう。
【間話】メレンゲを作り始めると、オーブンに入れるまでノンストップです。
一息入れて、完成までの手順をしっかり確認しておきましょう。
メレンゲの作り方
①冷蔵庫から卵白を出し泡立てていきますが、いきなりミキサーONでは混ぜずに、始めは手動で混ぜます。
泡立て器で卵白を持ち上げて落とす、を繰り返し卵白のコシを切ります。
②コシが切れたら、ミキサーONにして中速で泡立てます。まだ砂糖は入れません。
③卵白がトロっとしてきたら、砂糖1/3(1回目)を入れます。
砂糖を入れると、泡立ちが弱くなりますが、砂糖を入れる→泡立てる→砂糖を入れる→泡立てる…を繰り返すことで、卵白が強くなり混ぜても泡が潰れにくくなります。
④卵白をすくって点ができれば、砂糖1/3(2回目)を入れて混ぜます。
⑤卵白をすくって線が一瞬できれば、砂糖1/3(3回目)を入れ混ぜます。
⑥卵白をすくって、8の字を描けたら(8を描き終わった時に、初めの線が残ってる状態)、メレンゲの完成です。
蒸し焼きショコラの組み立て方
①ここまで来たら、クラッカーの土台を敷いた型・チョコレートの生地・メレンゲの3つが揃っています。
②チョコレートの生地に、ゴムベラでひとすくい分のメレンゲを入れで混ぜます。
※いきなりチョコレート生地にメレンゲを入れると、固さが違うため(チョコレート生地は固め、メレンゲは柔らかい)混ぜ合わせるのに時間がかかり、泡が潰れてしまいます。
ひとすくいのメレンゲは捨てメレンゲといい、チョコレート生地を柔らかくし、メレンゲと合わせやすくするために入れます。
③②を混ぜたら、残りのメレンゲを入れて、泡を潰さないように『の』の字を描くように混ぜます。
④冷蔵庫からクラッカー生地を敷いた型を出し、③を入れていきます。
⑤天板にお湯を入れて、④を乗せてオーブンへ入れます。150℃で60分蒸し焼きにします。
⑥竹串などで中心を刺して、生地がくっつかなければオーブンから出して粗熱を取ります。
⑦素手触れるくらいになれば、型から出して紙を付けたまま冷まします。
⑧完全に冷めれば、紙を外してお好みの大きさに切り分けます。
※こちらのレシピは、有名パティスリー『エスコヤマ』のレシピを参考にさせていただきました。
The sweet trick―コヤマススムが教えるパティシェの裏技 (旭屋出版MOOK)
まとめ
しっとり濃厚な蒸し焼きショコラ。ポイントをしっかり押さえればうまく出来ますので、ぜひ作ってみませんか?
生クリームやフルーツを飾れば、誕生日ケーキにもなるのでおすすめです。
今回もご閲覧ありがとうございます。
よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و
コメント