フッ素加工なしのワッフルメーカーは本当にくっつかない?実際に検証してみた

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フッ素加工が施された調理器具は便利ですが、1年ほど経てば食品がくっつく経験をした方も多いのではないでしょうか?少量の油でくっつかずに調理ができるため、ストレスフリーです。しかし、環境や衛生面から、フッ素加工に懸念している方も多くいます。

今回はフッ素加工なしのワッフルメーカーをご紹介し、実際に使った所感をレビューします。

フッ素加工なしのワッフルメーカーはくっつかないの?

まず結論から話すと、フッ素加工なしでもくっきません。もちろんポイントを押さえる必要はありますが、押さえるポイントは簡単です。

  • ワッフルメーカーをよく加熱しておく
  • 油をしっかり塗る

この2つを焼く前にすることで、フッ素加工なしでもストレスなく使用できます。特に初めて使うときはしっかりやっておきましょう。

フッ素加工ありは買った時点がピークですが、フッ素加工なしは使うほどに扱いやすくなります。

フッ素加工なしのワッフルメーカーの選び方

私も最初はどれを選ぶか迷いました。「レビューを見てどのメーカーがいいのか?」「鉄製は王道なのか?」調べれば調べるほど迷ってしまい、最終的には扱いやすさを重視してアルミ製に決めました。

フッ素加工なしのワッフルメーカーには、大きく2つのタイプ「直火タイプ」と「電気タイプ」、そして素材の違いによる特徴があります。どれも一長一短なため、使うシーンや好みによって選んでいきましょう。

電気タイプはあるの?

フッ素加工なしの電気式ワッフルメーカーは、実は家庭用ではほとんど取り扱いがありません。
家庭用モデルはフッ素加工済みが主流で、フッ素なしを探すと業務用や高価格帯のものが中心になります。

そのため、家庭でフッ素加工なしのワッフルメーカーを使いたい場合は、直火タイプがおすすめです。手入れもしやすく、アウトドアでも使え、焼き加減も自分好みに調整できます。

素材の違い

鉄や銅の素材は仕上がりもきれいですが、子どもや女性にとっては重たいです。その分アルミは軽くて扱いやすい分、耐久性では劣ります。

  • 鉄製:
    ・とにかく丈夫で長持ち、手入れをしっかりすれば何十年も使えます
    ・使うほど油がなじみ、くっつきにくくなる
    ・子どもや女性にとっては重たくて扱いずらい

    アルミ製:
    ・熱伝導が速いため、すぐに温まる。ただし、火加減によっては焼きムラが出やすい
    ・鉄と同じく使うほど油がなじみ、くっつきにくくなる
    ・軽くて扱いやすいので、子どもや女性でも使いやすい

メリットやデメリットまとめ

分類 ポイント 詳細 備考
メリット 耐久性 鉄やアルミは劣化しにくく、手入れ次第で何年も使用可能 使うほど油がなじみ、焼き上がりも安定
  フッ素剥がれの心配なし コーティングが剥がれや成分混入の心配がない 洗う時に傷つける心配も不要
  自然素材で安心・安全 余計な加工なしで、素材そのものの安全性が高い 小さなお子さんにも安心
デメリット 最初はくっつきやすい 油が馴染むまで、生地がはがれにくい場合あり 何度か使うと改善される
  手入れや慣れが必要 使用後は水洗いを避け、乾燥と油ならしが必要 少し手間だが愛着が湧く
  電気タイプは少ない 家庭用では取り扱いがほとんどない 家庭では入手困難

おすすめのフッ素加工なしワッフルメーカー3選

ワッフルメーカーは素材、溝の深さなど、いろんな特徴があります。今回はおすすめのフッ素加工なしのワッフルメーカーを3つご紹介します。

PETROMAX(ペトロマックス)  ワッフルアイアン 12764ルメーカー

蓄熱性・保温性が高い鋳鉄製のため、外はカリッとした香ばしい焼き上がります。鋳鉄部分が左右で分離できる構造のため、洗いやすく、お手入れがしやすいです。重量(2.75Kg)があり、丈夫で耐久性が高いため、キャンプなどで屋外でも大活躍します。


PETROMAX(ペトロマックス) ホットサンド 調理 ワッフルアイアン 12764

ROME ローム OLD FASHIONED WAFFLE IRON

重量が1.93Kgと比較的軽いため、鋳鉄製の中でも使いやすいです。四角いワッフルメーカーが多いですが、こちらは直径15.5cmの丸型のワッフルが作れて、特別感を感じるワッフルが焼けます。


ROME ローム OLD FASHIONED WAFFLE IRON

EPPICOTISPAI ワッフルメーカー

お洒落なデザインでありながら、軽くて丈夫なアルミ製。重量はなんと789gのため片手でらくらく扱えます。溝の深さもしっかりあり、外はカリッと、中はふわっとした仕上がり。木の取っ手は手に馴染みおすすめです。

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ワッフルのレシピ

ワッフルには大きく分けて2種類あり、イーストを使ったしっかりした食感のベルギーワッフルと、ベーキングパウダーを使ったふわふわ食感のアメリカンワッフルの2つの種類があります。

今回は「EPPICOTISPAI ワッフルメーカー」を使って、ベルギーワッフルのレシピを紹介します。

  • 強力粉:140g

  • 薄力粉:60g

  • 太白ごま油:35g

  • きび砂糖:35g

  • 塩:2g

  • 卵:1個

  • 牛乳:75g

  • ドライイースト:3g

【作り方】

  1. 砂糖、イースト、牛乳を合わせ、30度くらいに温めてイーストを発酵させます。
  2. 強力粉、薄力粉、塩を混ぜます。
  3. 2に1、卵を入れてよく混ぜます。
  4. 粉気がなくなれば、油を加えて生地がなめらかになるまでこねます。
  5. 4にラップをして室温(30度前後)で30~60分(季節によって変わる)ほど置いておきます。
  6. 生地が2倍になったら、空気を抜いて、8等分にして丸めます。
  7. 10分ほど寝かせたら生地完成です。
  8. ワッフルメーカーをよく熱してから、油を引きます。  
  9. 生地をワッフルメーカーで挟み、中弱火で両面2分ずつ焼いて完成です。

くっつくことも全然なく、ストレスフリーでワッフルを焼けました。今回は合計8個焼きましたが、1個約3分で焼き上がり、終わった後の腕の疲れもありません。片付けも手間がかからずです。

ワッフルメーカーQ&A

  

 油を塗らないと焼けない?

フッ素加工なしの場合は油は必ず引きましょう。何十回と使い、油が馴染めば量や引く頻度が少なくなっていきます。

 食洗機で洗える?

素材によりますが、フッ素加工なしのタイプは手洗いがおすすめです。
鉄やアルミ製の素材は、食洗機にかけると錆びや変色、油膜の剥がれにつながることがあります。洗いすぎるとせっかく馴染んだ油も落ちてしまうため、軽く汚れを落とすイメージで洗う、拭き取る程度で十分です。

 初心者でも扱いやすい素材は?

扱いやすさを重視するならアルミ製、長く使いたいなら鉄製がおすすめです。
鉄製は丈夫で焼きムラが少ない反面、重さがあり手首が疲れやすいので、女性や子どもには扱いずらいというデメリットがあります。
アルミニウムは軽く、手軽に使えるので「まず試してみたい」という方にぴったりです。

まとめ

フッ素加工なしのワッフルメーカーは、長く使いたい方、自然素材や環境に配慮したい方におすすめです。ひっつくイメージが強いですが、しっかりと扱いを知っておけば問題なく焼けます。

生地を仕込んで朝から焼きたてワッフルを楽しみませんか?

今回もご閲覧ありがとうございます。

よしみけ(´▽`*)

元パティシエ/現保育園調理員「よしみけ」
元パティシエ&保育園調理員【食育のプロ】

初めまして!元パティシエ/現保育園調理員の「よしみけ」です。
パティシエの経験を始め、ホテルマンや専門店のサービス、保育園調理員の経歴を持ち、スマホの普及により、情報が溢れる今、正しい情報を伝えたいという想いからブログをスタート。
赤ちゃんから大人までのごはん・デザートをテーマに、食のスペシャリストとして15年以上の現場経験をもとに生きた情報をお届けします。
【保有資格】
・調理師免許
・薬膳コーディネーター
・HRS(ホテルレストランサービス技能検定)3級
・ジュニア野菜ソムリエ
・ふぐ調理師免許

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