こんにちはよしみけです。
【傲慢と善良】
この言葉を聞いてなにを思いますか?
スイーツと同じくらい本が好きなんですが、最近読んだ本でこのタイトルの小説がありました。
好きな作家さんの本だったため、読んでみましたが、心に感銘を受ける内容だったので、ネタバレしない程度にスイーツと一緒に紹介したいと思います。
【傲慢と善良】
小説家の辻村深月が書く、恋愛小説です。
あらすじ
婚約者が忽然と姿を消した。
その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。
架は婚約者が消えたことによって、婚約者と出会う前のことを知っていきます。
どんな人生を歩んでいたのか、どんな家庭なのか、どんな人と一緒にいたのか
ずっと一緒にいたら知らなかったことが、失踪したことで次々と明らかになっていきます。
現代の日本は、目に見える身分差別はもうないですけれど、一人一人が自分の価値観に重きを置きすぎていて、皆さん傲慢です。
その一方で、善良に生きているほど、親の言いつけを守り、誰かに決めてもらうことが多すぎて、自分がないということになってしまう。
傲慢さと善良さが、矛盾なく同じ人の中に存在してしまう、不思議な時代なのだと思います
物語中盤、婚約者の過去を知り、過去と向き合います。
それと同じく、自分の過去や現在とも向き合っていきます。
失踪したことをきっかけに、お互い過去、現在、未来、そして本当に向き合いたい相手と向き合います。
ざっくりとした、抽象的な説明になりましたが、読んで思ったことは
本が持つ言葉の力ってすごい
純粋にそう感じます
たった一つの言葉や物語が、自分を支える柱の一つに変わり、本を読むたびにどんどん柱が大きくなります。
今は電子書籍が増えていますが、やはり本を手に持ちながら活字を読む方が、個人的には好きです。
【ナッシュカッツェ 】
毎年こちらのモンブランを食べるのが恒例になりました。
4月末で終了してしまうので、この時期は注文が多いみたいです。
『モンブラン』
もう何十回と食べたお気に入りのモンブラン。
和栗を使ったモンブランクリームに、無糖の生クリーム・メレンゲといったシンプルな作りです。
シンプルな作りですが、栗の風味が豊かで、無糖の生クリームは栗の味を引き立て、サクサクしたメレンゲの食感や甘さで、全体のバランスが取れています。
こちらのモンブランは、1時間以内に食べれる方のみ販売してもらえます。
『ブルーベリーとサワーチェリーのタルト』
アーモンドのしっかりした味のダマンド生地に、カスタードクリーム・ブルーベリーとサワーチェリーで飾り付けをしています。
フルーツの爽やかな酸味と、カスタードクリームとダマンド生地の甘さとの相性が良いです。
しっかりした味ながらも、すっきりした味でした。
【まとめ】
ピンとくる本に出会えるってあまりないのですが、ピンときた時の衝撃は驚きながらも嬉しさがあります。
この本に出会えてよかった。
いろんなケーキ屋には行き、ここのケーキが美味しいと思うお店はありますが、「このお店だ!」と、ピンとくるお店はまだ見つかりません。
もっと食べ歩きをして見つけたいと思います。
今回もご閲覧ありがとうございました。
よしみけ٩(ˊᗜˋ*)و
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