子供の年齢別の食育まとめ

子ども

コロナの影響で、学校が休みになったり、外出を自粛したりと、子供が家にいる機会が増えたと思います。

毎日長時間家にいると、ストレスが溜まったり、遊び方にも限界がきませんか?

「ずっとテレビ付けてました。」

「毎日がユーチューブ三昧…」

外に出れないことがこんなにも辛いなんて、思いもしなかったですね…

でも、せっかく家にいるなら、遊び以外にためになる経験をさせたいですよね。

生きる上で食べることは欠かせないので、家で出来る食育始めませんか?

目次

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子供は食育をしてどんなことを学ぶ?

食育をすれば、どんなことを学ぶと思いますか?

好き嫌いが減る

ごはんに興味を持つ

そんなイメージが強いですが、食育とは命をいただくことです。

命をいただく=生きること

体を動かしたり、頭を使って考えたりするためには、エネルギーが必要です。

エネルギーを使うためには、まずエネルギーを作る必要があります。

エネルギーはどうやって作られるのか知っていますか?

ごはんを食べ、吸収されることで、体の中でエネルギーが生まれます。

つまり、食育とは生きることを学ぶことです。

集中力が身につく

野菜を洗ったり、切ったりする時は、野菜や手元をよく見る必要があります。

汚れが落ちてるのか?手を切らないか?大きさはこれくらいでいいのか?

子供はお手伝いが好きで、頼まれたらどんなことも集中して一所懸命やろうとします。

気付けば「もうこんなに時間経ったの?!」

集中すると、時間が過ぎるのも早いです。

命の大切さを知る

スーパーに行けば野菜・肉・魚など、食べやすいように加工されています。

加工されてることは便利ですが、それが当たり前で、魚の切り身が泳いでる、と思っている子がいるのはいかがなものでしょうか?

育てた野菜を食べる、豚・鶏・牛・魚などの生き物を食べる

食べることは、育てた命をいただき、生きることです。

命をいただくことを知っていると、大切にする気持ちや、思いやりの気持ちが強くなります。

食育で子供の五感が育つ

食育には、五感を感じる瞬間がたくさんあります。

食材の形や色を見る

食材の匂いを嗅ぐ

食材に触れて触感を楽しむ

視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚の五感をバランス良く育てることで、感性を刺激してくれます。

どんな風に刺激を受けるのか、見てみましょう。

視覚

人は視覚からの情報が8割と言われるほど、見た目が大切です。

お皿や食器を並べてもらったり、盛り付けを手伝ってもらいましょう。

サラダの盛り付けなら、火傷する心配もなく、野菜を食べてもらうきっかけになります。

聴覚

コンコン、シャキシャキ、パリパリなど、野菜にはいろんな音があります。

食べてる時には気付かない音も、ちぎったり洗ったりしてる時には、よく聞こえます。

苦手な野菜は細かくしがちですが、あえて大きめに切り、野菜を楽しんでみてはどうでしょうか。

嗅覚

料理して味付けをしてしまうと、野菜の匂いがわかりづらくなります。

野菜に触れながら、土の匂い・青臭い匂い・食べる前の生きた野菜の匂いを嗅いでみましょう。

触覚

野菜の表面は、デコボコ・ツルツル・ザラザラと、いろんな触覚を楽しめます。

手で触ることで、脳だけでなく手にも記憶が残ります。

「この野菜ゴツゴツしてたやつー」

体で覚えた記憶は、簡単には忘れないですよ。

味覚

お手伝いの後は、待ちに待った食べる時間です。

「野菜を食べてくれないから、マヨネーズやドレッシングは欠かせない!」

普段ならそうかもしれませんが、お手伝いした野菜なら、シンプルな食べ方にしましょう。

甘い野菜、苦い野菜など、野菜本来の味を知ってもらいましょう。

子供の食育はどんなことをすればいい?

食育をすれば、いろんなことが学べれますが、いったい何をすればいいのか?

子供と言っても年齢幅がありますので、乳児(0〜2歳)・幼児(3〜5歳)に分けて見てみましょう。

乳児はどんな食育を?

0〜2歳では、できることの差が大きいので、0歳・1歳と2歳で分けて見てみましょう。

また、4月と3月の誕生日がいた場合、約1年の差があるので、あくまでも目安と思って下さい。

0歳におすすめの食育

「0歳で食育って必要?」

そう思う方もいるかもしれませんが、食材の匂いを嗅いだり、触ったりすることは、刺激になります。

「ゴツゴツしてるね〜」「どんな匂いがするかな?」

声をかけながらすると、子供は笑ったり、嫌そうな顔をしたりと、しっかり反応します。

子供の興味を引き出すように、大人がリードしていきましょう。

1歳・2歳のおすすめの食育

1歳・2歳は、野菜に触れることも大切ですが、育てることもしてみましょう。

毎日自分たちの手で水をあげ、野菜が育つ過程を知り、最後に食べる。

こうすることで、どうやって野菜が作られるのかを体験できます。

失敗しにくい、ミニトマトやきゅうりなどがおすすめです。

幼児はどんな食育を?

幼児になると、手先や力の使い方が上手になるので、皮むきや包丁を使うことも出来ます。

ただし、刃物を扱うには、基礎が出来てなければ怪我をしてしまうので、子供の成長に合った食育を選びましょう。

幼児になれば、楽しいだけでなく、食育を通して食べることの大切を教えることを忘れずに。

よく料理のお手伝いをしてる、してないで、出来ることが違いますので、2つのタイプに分けてみましょう。

慣れていない子供の食育

慣れていない子供には、乳児と同じように、興味を持ってもらえるような食育にしましょう。

野菜を育てる、触る、洗うなど、基本的なことですが、食材に触れることはとても大切です。

キャベツやレタスを千切る、種を取るなどは、安全で手先の感覚を鍛えれるので、おすすめです。

慣れてる子供の食育

ある程度慣れている子供は、手先を上手く使えるので、皮むき→包丁で切るという順でやってみましょう。

初めての子供には、人参や葉物が切りやすく初心者向けです。

玉ねぎやこんにゃくなど、バラバラになるものや弾力のあるものは切りずらいので、慣れてからにしましょう。

まとめ

食育と一言で言っても、野菜を洗う・切る・育てる・食べると、様々な食育があります。

大切なのは子供の成長に合わせた食育をすることです。

手先や力の使い方に問題なければ、3歳の子供でも包丁を使ってもよく

逆に5歳子供でも、慣れていなかったり、手先が固い場合は、野菜を洗う、ちぎるなどをしてみましょう。

包丁を使うことはすごいことですが、育てる・洗う・切るなど、すべての作業が大切ですので、バランスよくしていきましょう。

今回もご閲覧ありがとうございます٩(ˊᗜˋ*)و

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